2025-11-11
杉のまち 智頭
智頭の林業は「智頭の林業景観」が国の重要文化的景観に選定されており今でもその伝統を守り続けています。
智頭林業の植樹の歴史は350年以上におよび、町内には「慶長杉」と呼ばれる樹齢300年以上の人工林が残り、その価値は全国的にも高い評価を受けてきました。杉はきれいな空気と豊かな水がそろった場所でしかまっすぐに育たないといわれ、智頭の豊かな自然はそれを実現しています。

近年は、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化・後継者不足により、智頭町の林業は厳しい状況にあります。そうした中で、今回の林業見学をさせていただいた橋本さんは、約10年前にサラリーマンから転身し、地域の林業を支え続けている方です。

見学では杉の伐採を見させていただくだけではなく、林業の基礎知識や現場での課題、仕事への想いなど様々なことを丁寧に教えてくださいました。
日本の林業は、間伐による緻密な管理で年輪を詰めて高品質な木材を育てる。間伐による緻密な管理と日本の四季の変化の中でゆっくりと育つことで、緻密で美しい年輪を持つ高品質な木材となるそうです。

橋本さんは終始穏やかな笑顔で質問にも答えてくださり、智頭の森を守る人の温かさを感じる時間となりました。