ABOUT
木々がそよぎ、鳥のさえずりが響く智頭の森。
この風景は何世代にもわたり人々の手で育まれてきた、国の重要文化的景観に選定生きた文化財です。
江戸時代、因幡街道と備前街道が交わる宿場町として栄えた智頭町では、森と共に生きる人々の暮らしがありました。木を育て、道を行き交い、土を踏みしめてきた日々の営みが、この森のすべてに刻まれています。
人々の手で守られてきた美しい森を散策し智頭ならではの深い歴史と文化をぜひご堪能ください。
HANDS ON HERITAGE
この森に息づく文化は、単に受け継がれてきただけではありません。人々が手をかけ、守り、そして未来へとつないできた、生きた証です。
木々を育てる匠の技、山を守る古からの知恵、宿場町を支えた人々の往来—森と暮らしが深く交わり、共に生き続けてきた歴史がここにあります。
智頭の森で「文化を受け継ぐ」とは、そっと触れ、関わりながら、次世代へと続く風景をともに繋いでいく体験です。森の息吹に触れることで、その奥深さを知り、手を動かすことで、未来へとつながる一歩を踏み出す新たな風景を創造する感動を味わってみませんか。ここでしか味わえない、次に繋ぐ「営み」をお楽しみください。
Diner
鳥取県智頭町は、山と密接に関わって生活を営んでおり、今も尚山里文化が根付いています。芦津渓谷に佇む「みたき園は」、昔話の世界に迷い込んだような茅葺き古民家と清流に囲まれたお食事処です。地元で採れた山菜や川魚、自家製の豆腐やこんにゃくを使った素朴で滋味深い山里料理が味わえます。名物のとち餅やみたらし団子などの甘味も人気。自然と共に暮らす智頭町の食文化を静かな空間でゆったり堪能できます。
Stay
鳥取県智頭町の旧塩屋出店は有形文化財の泊まれる宿です。
歴史ある建物に足を踏み入れれば、古き良き日本の面影と現代の快適さが融合した空間が広がります。併設されているカフェスペースでは地元の人々との交流を通じて、智頭町の日常に溶け込む体験ができます。静かな夜には満天の星が輝き、心安らぐ時間は住人のように過ごす特別な滞在となるでしょう。