2025-12-02
智頭で見つけた「木と暮らす」豊かな日常
木の加工を行っている「株式会社サカモト」さん。社長の坂本さんから杉の特徴や加工の方法、製品としてどのような形に生まれ変わるかなどのお話を伺いました。杉の木は軽く柔らかいため加工しやすく、ボールペンなどの小物から家具まで幅広い製品に姿を変えることができます。

しかし一口に杉の木といっても種類がいくつかあり、それぞれ性質が異なるため、最適な加工法を見極める必要があるなど、一筋縄ではいかないのが杉の加工の難しさの一つになっています。

実際に杉の木を加工する様子を見学すると、巨大な杉の丸太が次々と切り分けられていく姿には圧倒されました。普段何気なく使っている木製の道具や家具も、こうした丁寧な工程を経て生まれているのだと思うと、ひとつひとつの“モノ”に新たな愛着を感じました。
